駅ごとの平均坪単価を算出
株式会社東京カンテイは、2019年8月20日、つくばエクスプレスおよび成田スカイアクセスの駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格から、駅ごとの平均坪単価として算出されたもの。「現状価格」の集計は、2019年1月から3月までの3ヵ月間に実施されている。
つくばエクスプレス、最高値は秋葉原駅
つくばエクスプレス(秋葉原駅~つくば駅)全線における平均坪単価は、191万円となった。1年前に比べると、価格で4万円、割合で2.4%下落した形となっている。事例数は前年より57件減って1399件となり、平均築年数は13.6年から17.1年となった。平均専有面積も、前年の60.75平米から59.64平米に縮小している。
同線において東京カンテイは、南千住駅が201万円となった点に注目。ファミリー向け物件が取引の中心である同駅エリアでは、前期より事例数が増加。しかし、築年の上積みが進んだため、3%の下落となった。
なお同線で最高値をマークしたのは、357万円の秋葉原駅だった。
6.3%の上昇を果たした成田スカイアクセス
成田スカイアクセス(京成上野駅~成田空港駅)全線における平均坪単価は、149万円となった。1年前に比べると、価格で9万円、割合で6.3%の上昇を果たしている。事例数は、前年より19件増えて644件をマーク。平均築年数は18.6年から20.7年へ、平均専有面積は67.32平米から63.46平米へ、それぞれ推移している。
同線で最高値をマークしたのは、263万円の日暮里駅。東京カンテイは、前期好調だった青砥駅が微増を示した点に、注目している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/成田スカイアクセス、つくばエクスプレス - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/635