1004人の50代サラリーマンに聞いた実態
2023年10月3日、ベンチャーサポートグループのベンチャーサポート相続税理士法人は、老後資金と働き方」に関する調査の結果を公表した。
全国の50代会社員の男女1,004人を対象にインターネットで行ったアンケート調査によるものだ。
2000万円以上の老後資金を準備できているのは約2割
「老後資金として、いくら準備していますか?」に対する回答は、「500万円未満」が最も多く約半数の49.3%を占めた一方、老後資金で必要とされる2,000万円以上と答えたのは合計で20.5%だった。
「老後資金の準備のために行っていること(複数回答)」を聞いたところ、トップ3は「定期預金(46.0%)」「個人年金保険(27.4%)」「生活費の見直し(24.5%)」だった。
4位以下は、「NISA(少額投資非課税制度)(24.%%)」「株式投資(22.5%)」「投資信託(19.9%)」「iDeCo(個人型確定拠出年金)(16.5%)」と、投資に関する項目が並んだ。
「老後の生活費について、心配なことはありますか?」に対しては、82.0%の人が「ある」と回答。具体的には「物価の上昇」を危惧する声や「老後資金がどのくらい必要なのか、わからない」との声が聞かれた。
「定年後も働き続ける予定はあるか」を聞いたところ、「働き続ける予定」と「働き続ける可能性がある」が合わせて85.6%にのぼり、「働く予定はない」は14.6%にとどまった。
「働き続ける理由(複数回答)」に対しては、88.3%の人が「生活資金を賄うため」と回答し、定年後の働き方としては49.2%の人が「再雇用」を予定し、仕事内容については71.2%の人が「定年前と同じ仕事」と答える結果となった。
(画像はプレスリリースより)
ベンチャーサポートグループ株式会社のプレスリリース
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