投資のため賃貸運用を始めるケースは多数
株式会社NEXER(以下、NEXER)は7日、株式会社日住サービスと共同で、「賃貸運用をはじめたきっかけ」に関するアンケートを実施、その結果を公開した。
調査は2024年9月26日~9月30日、NEXERの自社調査として全国男女を対象に、インターネット・アンケート方式で行った。回答数は1,000件となっている。
まず、賃貸運用に興味があるか、全員に尋ねたところ、26.0%が「興味がある」と回答した。3.7%の人はすでに「賃貸運用の経験がある」としており、合計すると約3割は一定以上の関心層とみなせる。
賃貸運用の経験をもっていた人を対象に、賃貸運用を始めた最大のきっかけは何か尋ねると、「投資のため」が37.8%で圧倒的に多かった。
2位は「物件を相続したから」の13.5%、3位が「税金対策のため」の8.1%、4位には「賃貸運用に興味があった」「副収入が欲しかった」「友人や親せきなどに勧められたから」が5.4%で並んだ。
同様に、賃貸運用をする最も大きな目的は何かと問うた結果では、「副収入のため」と「投資のため」が29.7%で並び、同率トップとなった。
3位は「相続対策のため」の10.8%、4位が「賃貸運用が好きだから」と「税金対策のため」の8.1%になっている。
満足度評価はほぼ半々
賃貸運用経験者に、運用の満足度を尋ねたところ、「とても満足」が13.5%、「やや満足」が35.1%となり、ある程度満足している人が48.6%とほぼ半数にのぼった。
一方、「やや不満」とした人は29.7%で、「とても不満」は21.6%だった。不満を抱いている人も約半数になる。
「とても満足」な理由では、手間がかからない点や、家の維持に役立つだけでなく経済的メリットも得られる点が挙げられた。「やや満足」な理由でも、節税対策となることや、放置していても収入が入る点など、あまり手をかけずとも、確実な副収入になっていくところに利点を見出す人が目立った。
「やや不満」な理由では、想定外の費用が発生しマイナス運用となったことや、老朽化物件で入居者が見込めないことなど、運用が想定したようにはいかなかった点が挙げられている。
「とても不満」とした人の理由も、当初の予定賃貸料よりかなり安くなっているというもので、運用面の見通しが当初と異なってきた点に不満のポイントは集中しているとみられた。
賃貸運用について、今後何か改善したいと思うか尋ねた結果では、「思う」が32.4%、「思わない」が67.6%となった。約3分の1が改善を望んでいる。
改善したい点を具体的に挙げてもらうと、よりスマートな運用にしたいという声や、運用物件を増やしたい、売却して他の投資資金にする、多少高くとも今より手のかからない物件を購入するといった声が寄せられた。
現在、「賃貸運用に興味がある」とした人に、その理由を尋ねた結果では、毎月家賃が手元に入ってくる安心感や不労所得への興味、資産を増やす選択肢のひとつになるといった点が多く挙げられた。知人が運用で成功し興味をもったという声もある。
(画像はプレスリリースより)
(引用元:株式会社NEXERと株式会社日住サービス)
株式会社NEXER プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001353.000044800.html株式会社日住サービス
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