西所沢駅~飯能駅間の駅別「価格」を発表
株式会社東京カンテイは、2024年10月8日、西武池袋線・西所沢駅~飯能駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格を元データとして、同区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2024年4月から6月までの3ヵ月間に実施されている。
2桁の反転上昇を達成した飯能駅
今回の発表によると、西武池袋線の西所沢駅~飯能駅間において中古マンション価格が最高値となったのは、134万円の西所沢駅だった。同駅エリアは、前年は大幅な上昇を果たしたものの、今期は下落。しかし、同区間における首位の座は維持し続けている。
今期の同区間では、飯能駅は2桁の反転上昇を達成。築浅事例の増加によって平均築年数が4.7年も若返り、2年前の水準に近い84万円をマークした。一方、小手指駅は下落が続き、築年の上積みにより下落幅も前年より拡大している。
なお、西武池袋線全線(池袋駅~飯能駅)における中古マンションの平均坪単価は、202万円となった。前年と比較して、2万円下落している。
西武拝島線の「価格」も併せて公開
今回の発表では、西武拝島線(小平駅~拝島駅)の駅別中古マンション価格も併せて公開された。
同路線での最高値は、164万円の小川駅がマーク。同駅エリアは、事例数こそ同路線中で最少だが平均築年数は若く、築浅化が進んだ今期は特に大幅な上昇を果たした。
同路線全線の平均坪単価は122万円であり、前年より1万円上昇している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/西武池袋線2、西武拝島線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1386