レインズが9月首都圏中古マンション動向を発表
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は10月10日、2024年9月度の「月例マーケットウォッチ」を発表した。
これによると、9月の首都圏における中古マンション成約件数は、前年同月比4.5%減少の3,047件。3か月連続で前年同月を下回った。
成約平米単価は同4.7%上昇し、75万8,600円となった。2020年5月から53か月連続で前年同月を上回っている。
成約価格は同5.3%上昇し、4,861万円となった。
地域別の中古マンション平米単価
首都圏地域別の成約平米単価は、全地域で上昇した。
東京都区部の平米単価は114万7,900円で前年比プラス11.2%の2ケタ上昇となり、2020年5月から53か月連続で前年同月を上回った。多摩は56万9,400円で、前年比で7.4%上昇している。
神奈川県をみると、横浜・川崎市は62万4,800円で前年比0.1%上昇と、ほぼ横ばいながら2023年7月から15か月連続で前年同月を上回った。神奈川県他は42万200円となり、前年比で1.1%上昇した。
埼玉県は45万7,400円となり、前年比で7.4%上昇。3か月連続で前年同月を上回った。
千葉県は42万4,400円で、前年比で5.4%上昇している。
(画像は「月例速報MarketWatchサマリーレポート(2024年9月度)」より)
月例速報MarketWatchサマリーレポート(2024年9月度)-公益財団法人東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202409_summary.pdf