楽待が最新の「投資用不動産市場調査」を発表
株式会社ファーストロジックは10月11日、2024年7~9月期における「投資用不動産市場調査」の結果を発表した。
2024年7月1日~9月30日の期間において、同社が運営する不動産投資ポータルサイト「楽待」に新規に掲載された全国の物件を対象に調査・集計した市場動向である。
【一棟アパート】価格は下落も高水準を維持
一棟アパートの価格は、前期比12万円下落の7,981万円となった。前四半期と比較して価格は下落したものの、過去2番目に高い数値である。
一棟アパートの表面利回りは、前期比0.33%上昇の9.49%となった。
【一棟マンション】価格下落するも堅調
一棟マンションの価格は、前期比293万円下落の2億1,205万円だった。
一棟マンションの表面利回りは、前期比0.33%上昇の7.91%となっている。
【区分マンション】価格上昇で過去最高を更新
区分マンションの価格は、前期比189万円上昇の2,389万円。5四半期連続で過去最高値を更新し、2300万円台に乗った。
区分マンションの表面利回りは、前期比0.15%下落の6.69%となっている。
区分マンションは、他の物件種別と比べると販売価格が安く、購入後の管理もしやすいといった理由から、投資家にとって比較的手が届きやすい物件だ。
しかし一方で、入居者が入らないと家賃収入がゼロになるリスクもある。
ファーストロジックは区分マンションの価格上昇について、
収益物件を購入する際は、目先の利回りにとらわれず、長期的にみても家賃収入を得られそうか事前によく調査するなど、投資判断を慎重に行う必要があります
(プレスリリースより)
と述べており、収益性とリスクのバランスを考慮した投資判断の重要性を指摘している。
(画像はプレスリリースより)
株式会社ファーストロジックのプレスリリース
https://rakumachi.co.jp/