投資用不動産価格は 7割近くが「上昇」と回答
不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」を運営する健美家株式会社は11月26日、「不動産投資に関する意識調査(第22回)」の結果を発表した。
本調査は、同サイトの会員(約18万2,000人)を対象に10月17日から10月31日にかけて実施され、有効回答数は484人だった。
調査によると、現在の投資用不動産の価格について、1年前と比較して「価格が上昇している」と回答した人が67.1%と最も多く、依然として価格上昇傾向が続いていることが明らかになった。
前年調査の71.8%から4.7ポイント減少したものの7割近い水準が続いている。
一方、「価格が下降している」は12.4%で、4.8ポイント増加した。
1年後の見通しについても、「上昇する」との回答が47.1%と最多であったものの、2021年の52.9%をピークに減少傾向にある。
逆に、「価格は下降する」との回答は徐々に増加しており、投資家の間では先行きに対する不透明感が広がっているようだ。
融資活用は増加傾向、金利上昇を実感する声も
物件購入にあたって、「融資を活用して購入した」割合は、65.2%。2021年10月から増加傾向が続いている。
融資金利は、2%台が最多で、1年前と比べて「上がった」との回答が57.9%と半数を超えた。
融資期間は「11~20年」が最多で45.9%だった。
(画像はプレスリリースより)
※出典元:不動産投資と収益物件の情報サイト 健美家(けんびや)
不動産投資と収益物件の情報サイト 健美家のプレスリリース
https://www.kenbiya.com/doc/press/pre2024-11-26.pdf