『いえーる ダンドリ』を活用
日鉄興和不動産株式会社は、2020年9月30日、住宅ローンテック企業であるiYell株式会社に対して出資を行うと共に、業務提携契約も締結したと発表した。
この提携では、住宅ローン手続き専用スマートフォンアプリ『いえーる ダンドリ』を活用することによって、住宅ローン承認率の向上などが図られる。
日鉄興和不動産とiYell
日鉄興和不動産株式会社は、日本製鉄グループが持つ地域再生の経験・ノウハウを活かし、様々な不動産ニーズに応えている総合デベロッパー。賃貸事業と分譲事業を手がけており、賃貸事業においては東京都心のオフィスビルや外国人向け高級賃貸マンションなどを開発。分譲事業では、分譲マンション『リビオ』シリーズなどを展開している。
今回同社が出資と提携を行うiYell株式会社は、アナログな住宅ローン手続きをアプリによってデジタル化している住宅ローンテック企業。同社の『いえーる ダンドリ』では、住宅事業者の住宅ローン業務をiYellの住宅ローンエキスパートと分担し、業務の効率化も実現している。
ローン手続きにおける体験向上などを目指す
この提携により日鉄興和不動産株式会社は、今後同社が販売する分譲マンションにおいて『いえーる ダンドリ』を活用。住宅購入検討者のローン手続きにおける体験向上などを目指し、取り組みを進められる。
また今後は、iYell株式会社が提携する金融機関と共に、住宅ローン商品の開発などにも取り組む予定だという。
iYell株式会社への出資および業務提携契約の締結について - 日鉄興和不動産株式会社
https://www.nskre.co.jp/company/news/2020/09/20200930.pdf