7月首都圏の中古マンション価格指数は93.40
日本不動産研究所は9月29日、「不動研住宅価格指数(7月値)」を公表した。
この指数は首都圏における2000年1月の中古マンション価格を100とし、「東京」「埼玉」「神奈川」「千葉」の各都県と「首都圏総合」についてまとめたデータである。
これによると7月における「首都圏総合」の指数は93.40ポイントとなり、前月比で0.92%上昇した。
地域別の価格指数をみると、「東京都」が同0.93%上昇の104.65ポイント。3か月連続で上昇している。
「神奈川県」は同0.94%上昇の84.78ポイント。「千葉県」は同1.05%上昇の68.98ポイント。「埼玉県」は同0.68%上昇の75.08ポイント。
4都県全てのエリアで、中古マンションの価格指数が上昇した。
「不動研住宅価格指数」の概要
「不動研住宅価格指数」は東京証券取引所の「東証住宅価格指数」を引き継ぐ形で、日本不動産研究所が2015年1月から、毎月最終火曜日に公表している指数である。
東日本不動産流通機構から提供された首都圏中古マンションの成約価格情報から、同一物件の価格変化に基づいて算出している。
国際的な比較が可能な中古マンション価格動向に関する指標として、海外からの投資の増大も視野に入れて、中古住宅流通市場の活性化を目的に実施している。
(画像は日本不動産研究所のホームページより)
一般財団法人 日本不動産研究所のプレスリリース
https://www.reinet.or.jp/?p=24445