9月25日付けで銀行代理業の許可も取得
ANAファシリティーズ株式会社は、2020年11月2日、住宅ローンの媒介業務を開始したと発表した。
同社は、ANAホールディングス株式会社100%出資子会社。住宅ローン業務の開始に際しては、ソニー銀行と銀行代理業務に関する業務提携を締結しており、同年9月25日付けにて銀行代理業の許可も取得している。
ANAマイルの特典を受けることが可能
ANAファシリティーズ株式会社は、ANAグループ内にて不動産・保険事業を担う企業として、1961年に創業された。以来、マイルが貯まる不動産関連サービスを『ANAマイレージクラブ』会員などに向けて提供。こうした事業において、住宅ローンというファイナンス面を含めたワンストップサービスも提供すべく、今回の媒介業務開始は決定された。
今回の取り組みでは、住宅ローン商品『ANAの住宅ローン』が提供される。同商品では、同社がソニー銀行の銀行代理業者として、ローンの申し込みを媒介。利用者は、ANAマイルの特典を受けることが可能であり、借入額20万円につき100マイルというマイル積算率が設定されている。
ANAグループとソニー銀行との連携第3弾
ANAグループはこれまでも、ソニー銀行との連携を行ってきた。2019年度には、同グループのANA X株式会社が『ANAマイレージクラブ/Sony Bank WALLET』『ANAマイル付き外貨定期預金』の提供を開始。『ANAの住宅ローン』提供は、こうした連携の第3弾にあたる。
ANAファシリティーズ株式会社は、住宅購入と共に借り換えやリフォームについても『ANAの住宅ローン』を検討して欲しいと願っている。
ソニー銀行の住宅ローンを取り扱い開始 - ANAファシリティーズ株式会社
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