都心5区オフィスビル平均賃料も3か月連続の下落
三鬼商事は11月12日、2020年10月時点における国内主要都市ビジネス地区の、「オフィスマーケットデータ」発表した。
これによると東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の平均空室率は、前月比0.50ポイント上昇の3.93%。8か月連続で上昇している。
10月は館内縮小などに伴う解約が多かったことや、成約の動きが少なかったため、東京ビジネス地区全体の空室面積が約3万9000坪増加した。
1坪当たりの平均賃料は2万2434円となった。前年同月比では1.93%(424円)の上昇。前月比では1.32%(299円)の下落となり、3か月連続で低下している。
空き室率2018年6月以来の3%台に
大阪ビジネス地区の平均空室率は、前月比0.18ポイント上昇の3.14%。2018年6月以来の3%台となった。
10月は大型店舗の閉店や中小規模の店舗の解約、オフィス縮小に伴う解約に加え、成約自体も少なかったことから、大阪ビジネス地区全体の空室面積は約3900坪増加した。
1坪当たりの平均賃料は、1万1928円。前月比で0.13%(16円)下落し、2か月連続でのマイナスとなった。
オフィスマーケットデータ(東京ビジネス地区) - 三鬼商事株式会社
https://www.e-miki.com/market/tokyo/index.htmlオフィスマーケットデータ(大阪ビジネス地区) - 三鬼商事株式会社
https://www.e-miki.com/market/osaka/index.html