首都圏のマンション発売戸数15.3%減
不動産経済研究所は12月17日、2020年11月度の「首都圏のマンション市場動向」を発表した。
これによると11月の首都圏におけるマンションの発売戸数は、前年同月比15.3%減の2790戸となり、3か月振に減少した。
発売戸数を地域別でみると、東京都区部が同28.6%減の933戸、都下が同176.8%増の454戸。神奈川県は同1.0%減の487戸。埼玉県は同66.2%減の333戸、千葉県は同68.0%増の583戸となっている。
なお月間契約率は、同2.9ポイント上昇の58.1%だった。
平均価格は8.3%上昇の5922万円
1戸当たりの平均価格は、前年同月比8.3%上昇の5922万円。平米当たり単価も同11.8%上昇し、90万3000円となった。
地域別の1戸当たり平均価格は、東京都区部が同12.0%上昇の7695万円、都下が同7.8%下落の4991万円、神奈川県は同1.5%上昇の5821万円、埼玉県は同32.5%上昇の5146万円、千葉県は同0.1%下落の4339万円となっている。
即日完売物件はなかった。11月末時点の販売在庫数は、前月末比373戸増の6841戸。2020年12月の発売戸数は、4500戸の見込みである。
(画像はプレスリリースより)
株式会社不動産経済研究所のプレスリリース
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