首都圏の中古マンション価格をアットホームが調査
アットホームは1月28日、「首都圏における『中古マンション』の価格動向(2020年12月)」を発表した。
不動産情報サイト「アットホーム」に登録された、1戸当たり中古マンションの売り希望価格を調査・分析したデータである。
調査対象エリアは、東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部:柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市/他)の8エリア。
埼玉県他が過去最高値を更新
調査結果によると、12月における首都圏中古マンションの平均価格は、前月比0.3%上昇の3188万円だった。
地域別の平均価格は、以下の通りである。
東京23区が同0.1%上昇の4228万円、東京都下が同0.4%上昇の2541万円。
横浜市・川崎市が同0.8%上昇の2955万円、神奈川県他が同0.2%上昇の2355万円。
さいたま市が同2.8%上昇の2568万円、埼玉県他が同2.0%上昇の2073万円。
千葉県西部が同1.5%下落の2233万円、千葉県他が同0.3%上昇の1644万円。
東京23区は3か月連続、千葉県他は2か月連続で、2017年1月以降の最高価格を更新。埼玉県他は、過去最高額を記録した。
東京都下の価格指数が6か月ぶりに上昇
2017年1月の平均価格を100とする「平均価格指数」では、東京都下が6か月ぶりに上昇し100超を維持している。
また埼玉県の価格上昇が目立ち、埼玉県他の指数が東京23区とともに110超となった。
(画像はプレスリリースより)
アットホーム株式会社のプレスリリース
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