首都圏の指数が前月比0.40%上昇
日本不動産研究所は1月26日、「不動研住宅価格指数」11月値を公表した。
これによると11月における首都圏総合の指数値は、前月比0.40%上昇の95.20ポイント。5か月連続での上昇となった。
地域別では、東京都が同0.34%上昇の106.29ポイント。7か月連続で上昇している。
神奈川県は、同0.71%上昇の86.37ポイント。こちらは2か月連続での上昇となった。
千葉県は同0.44%上昇の72.27ポイント、埼玉県は同0.03%上昇の76.71ポイントとなり、いずれも5か月連続で上昇した。
不動研住宅価格指数の概要
不動研住宅価格指数は東京証券取引所が2011年4月から2014年12月まで公表しといた「東証住宅価格指数(試験算出)」を引き継ぐ数値で、2015年1月から毎月「不動研住宅価格指数」として公表されている。
算出対象は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉の各都県と首都圏総合の5地域。2000年1月の価格を100として、首都圏中古マンションの同一物件の価格変化に基づいて算出された指数である。
既存住宅の価格動向に関する国際的な指標として、既存住宅流通市場の活性化を図ることを目的として実施されている。
(画像はプレスリリースより)
一般財団法人日本不動産研究所のプレスリリース
https://www.reinet.or.jp/