首都圏、都以外は全て上昇。2021年3月の新築小規模木造一戸建て住宅平均価格

株式会社東京カンテイは、2021年4月8日、プレスリリース『主要都市圏・主要都市別／新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 月別推移』の同年3月版を発表した。

このリリースは、敷地面積が50平米以上～100平米未満といった条件を満たす新築物件を対象として平均価格を集計・算出し、その推移を考察するというもの。同社はこのリリースを、毎月発表している。

今回の発表によると、2021年3月の首都圏における新築小規模一戸建て住宅の平均価格は、4475万円となった。前月比ではプラス2.1％となり、2ヵ月連続の上昇を果たしている。

都県別に見た場合、東京都は前月比マイナス0.4％の5281万円となり、下落へ転じた。しかし、神奈川県はプラス4.8％の4042万円で、埼玉県はプラス2.2％の3827万円で、共に反転上昇を達成。千葉県は、プラス12.9％の3912万円となり、2ヵ月連続の上昇をマークしている。

2021年3月の近畿圏における新築小規模一戸建て住宅の平均価格は、3368万円となった。前月比では、マイナス0.6％となり、3ヵ月連続で下落を示している。府県別に見ると、兵庫県は2ヵ月連続の上昇を達成したものの、大阪府と京都府は連続で下落。同年1月以降の下落トレンドが継続する結果となった。

中部圏は、前月比プラス1.2％の3809万円となり、反転上昇をマーク。愛知県も、プラス2.1％の3884万円となり、5ヵ月ぶりに上昇へ転じている。

（画像はプレスリリースより）




主要都市圏・主要都市別／新築小規模木造一戸建て住宅平均価格 月別推移 3月 - 株式会社東京カンテイ
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