駅ごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2019年7月16日、新京成電鉄の鎌ヶ谷大仏駅~京成津田沼駅間における駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同路線の駅ごとの平均坪単価として算出されたもの。「現状価格」の集計は、2019年1月から3月までの期間に実施されている。
鎌ヶ谷大仏駅~京成津田沼駅間は、下落トレンド
今回発表された鎌ヶ谷大仏駅~京成津田沼駅間は、新京成電鉄全線(松戸駅~京成津田沼駅)が2.4%の上昇を見せたのに対して、総じて下落トレンドを示した。鎌ヶ谷大仏駅・滝不動駅・高根公団駅は、いずれも2桁の大幅下落となっている。また、前期に2桁の上昇を果たした前原駅も、5%の下落へ転じた。
しかしその一方で、北習志野駅は好調ぶりを見せている。事例数は前期より35件増え、同路線全線では2番目に多い115件をマーク。平均坪単価も、前期を上回る2桁上昇によって110万円に達し、今回の掲載区間では最高値となった。この好調の要因として東京カンテイは、同駅エリアで築浅事例の割合が増えた点を指摘している。
全線における平均価格は、88万円
高根木戸駅も2桁の上昇を示したが、東京カンテイは同駅エリアの事例数が50件を下回っている点を指摘。上昇が、個別事例による影響と分析している。
なお新京成電鉄全線における平均価格は、88万円となった。全線の平均築年数は、24.5年。平均専有面積は、70.20平米となっている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/新京成電鉄2 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/622