首都圏総合は前月比0.38%下落
日本不動産研究所は7月30日、「不動研住宅価格指数5月値」を公表した。
不動研住宅価格指数は、東京証券取引所が2014年12月まで「東証住宅価格指数」として公表していた指数を引き継ぐもので、2000年1月を100とした指数を、東京・埼玉・神奈川・千葉の各都県と首都圏総合についてまとめたもの。
データによると、首都圏総合では前月比0.38%マイナス、前年同月比0.82%プラスの91.44ポイントだった。
東京の価格指数は100.97ポイント
地域別では、東京が前月比0.03%マイナス、前年同月比0.82%プラスの100.97ポイント。
神奈川は前月比1.43%マイナス、前年同月比1.69%マイナスの84.79ポイント。4か月連続で下落している。
千葉は前月比1.55%マイナス、前年同月比3.13%マイナスの69.13ポイント。3か月連続での下落となった。
埼玉は前月比0.78%プラス、前年同月比1.73%プラスの
76.14ポイントである。
東京証券取引所の「東証住宅価格指数」を引き継いで2015年1月から公表を開始した「不動研住宅価格指数」は、東日本不動産流通機構から提供された中古マンションの成約価格情報を元に、同一物件の価格変化を算出した指数である。
既存住宅の価格動向に関する国際的に比較可能な指標として、既存住宅流通市場の活性化を図ることを目的として実施している。
(画像はプレスリリースより)
一般財団法人 日本不動産研究所のプレスリリース
http://www.reinet.or.jp/?p=22654