成約価格2か月連続で前年同月を上回る
アットホームは7月25日、6月期の首都圏における新築戸建・中古マンションの成約価格を発表した。
アットホームの不動産情報ネットワークにて成約したデータをとりまとめた、市場動向である。
報告のうち首都圏の中古マンション成約価格をみると、平均価格は前月比1.9%下落の2722万円だった。
平均価格が大幅上昇していた千葉県が同13.5%の下落、埼玉県が同12.6%の下落と、2ケタ減となったことが主な要因である。
その一方で前月、前月比・前年同月比ともに5か月ぶりに下落に転じた23区が、前月比1.6%上昇と再びプラスとなった。23区と東京都下ともに、前月比・前年同月比どちらも2ケタの上昇を示している。
なお、前年同月比では6.9%の上昇で、2か月連続で、前年同月を上回った。
成約価格指数の平均は136.6
首都圏における成約価格指数の平均は、前月比2.8ポイント低下の136.6、前年同月比では8.7ポイントの上昇となった。
また、平米あたりの成約価格指数は、前月比0.4ポイント低下の147.9だった。
成約価格指数は、2009年1月を100とした数値である。
(画像はプレスリリースより)
アットホーム調べ
分析:アットホームラボ
アットホーム株式会社のプレスリリース
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