東京都区部の新規発売戸数は前年同月比35.3%減
新築分譲マンションの市場調査などを行っている不動産経済研究所は8月19日、2019年7月度の「首都圏のマンション市場動向」を発表した。
調査によると、7月の首都圏におけるマンションの新規発売戸数は、前年同月比35.3%減の1932戸だった。
地域別の発売戸数は、東京都区部が前年同月比35.8%減の922戸、都下は同55.3%減の187戸で、首都圏における東京都全体の販売シェアは57.4%である。神奈川県は同37.1%減の361戸、埼玉県は同7.3%減の268戸、千葉県は同27.6%減の194戸となっている。
平均価格は前年同月比8.3%下落の5676万円
7月の新規発売戸数に対する契約戸数は1311戸で、契約率は67.9%。前年同月比で0.1ポイントの上昇、前月比では2.0ポイント上昇した。
1戸当たりの平均価格は前年同月比8.3%下落の5676万円で、2か月連続で前年同月を下回った。平米当たり単価は同6.2%下落の86万円となり、こちらは3か月連続で前年同月を下回っている。
なお、即日完売物件はなかった。
(画像はプレスリリースより)
株式会社不動産経済研究所のプレスリリース
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