成約価格は前年同月比9.0%上昇となり3か月連続でプラス
アットホームは8月30日、7月期の首都圏における新築戸建・中古マンションの成約価格を発表した。アットホームの不動産情報ネットワークで成約したデータをまとめた、市場動向である。
発表されたデータのうち、首都圏の中古マンション成約価格の平均をみると、前月比7.8%の上昇の2935万円だった。
価格水準の高い23区が、平均面積の拡大などによって価格上昇したことに加え、平均築年数がマイナス5.8年となった千葉県、平均面積が5.6%拡大した埼玉県の平均価格が、ともに前月比20%超の上昇となったことが要因と考えられる。
その一方で、前月まで3か月連続で上昇していた都下は前月比5.0%の下落。しかしながら前年同月比では 11.7%の上昇となった。
なお、首都圏平均は前年同月比では 9.0%上昇しており、3か月連続で前年同月を上回っている。
埼玉県と23区の成約価格指数が過去最高
2009年1月を100とする成約価格指数の首都圏平均は、前月比10.7ポイント上昇の147.3。前年同月比では12.2ポイントの上昇となった。最も指数が高かったのは埼玉県の169.0で、過去最高を記録した。
また、1平米あたりの成約価格指数は、前月比6.1ポイント上昇の154.0 。最も指数が高かった23区も154.4 と、過去最高となった。
(画像はプレスリリースより)
アットホーム調べ
分析:アットホームラボ
アットホーム株式会社のプレスリリース
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