JR「新宿」駅新南口のデッキと3階部分を接続
三菱地所、日本製粉、ジャパンリアルエステイト投資法人の3社が開発を手掛けた複合ビルが8月31日に完成する。
新たに完成するのは、地上16階建ての複合ビル「リンクスクエア新宿」。
明治通りバイパスやJR「新宿」駅南口地区の整備事業などに伴なって、エリアの環境が大きく変化することが懸念されたため、環境の変化に対応しながら歩行者ネットワークの充実などを目指して、2014年3月に「千駄ヶ谷五丁目北地区地区計画」が策定された。
「リンクスクエア新宿」は地区計画による先行開発として、隣接する「アグリスクエア新宿」と一体化させると同時に、歩行者ネットワークや広場の整備を行い、地域の拠点や賑わい、回遊性の向上に寄与するプロジェクトとして着工。
JR「新宿」駅新南口からのデッキを延伸させることで、「リンクスクエア新宿」の3階部分と接続し、駅からの直接動線も確保した。
9月27日に商業ゾーンがオープン
このプロジェクトは、明治通り沿いにある(旧)新宿パークビル・(旧)日本製粉本社ビル・(旧)日本ブランズウィックビルの老朽化建物3棟を、1棟のビルに建て替えて再活用するもの。
地上16階建てで、オフィス・商業施設・地域貢献施設などから構成される複合施設へと整備された。
さらには地域の防災機能の拠点となるとともに、賑わいを創出する地域拠点としての役割も担う。オフィスフロアはすでに満室となっており、9月27日には1~3階の商業ゾーンにて飲食店やコンビニエンスストア、美容室などがグランドオープンする。
(画像はプレスリリースより)
三菱地所株式会社、日本製粉株式会社、ジャパンリアルエステイト投資法人のプレスリリース
http://www.mec.co.jp/