auフィナンシャルホールディングスの子会社
株式会社じぶん銀行は、2019年9月9日、住宅ローンのサービスを拡充すると発表した。
じぶん銀行は、auフィナンシャルホールディングス株式会社を筆頭株主とする銀行。今回の住宅ローンサービス拡充では、普通預金口座(以下 口座)開設の完了前でも住宅ローンの借り入れが可能となっている。
従来の枠組みを超えたイノベーションを創出
じぶん銀行は2008年6月、KDDI株式会社と株式会社三菱UFJ銀行が共同で設立したネット銀行。開業当初から「手のひらにある銀行」をコンセプトとして定め、全サービスがスマートフォンで完結する金融機関となることを目指している。2019年4月からは、auフィナンシャルホールディングスの連結子会社となった。
同行は、KDDIが培ってきた顧客基盤・デジタルマーケティングリソース・ビッグデータを活用すると共に、金融ビジネスに関する知見と「安全・安心」への知見も三菱UFJ銀行から導入。また、国内外のFinTech企業による新しいアイデアやサービスも組み合わせ、従来の枠組みを超えたイノベーションの創出を目指している。
申し込みから最短2週間で借り入れが可能
じぶん銀行でこれまで、住宅ローン申込時に口座を持たない顧客は、口座開設完了まで契約手続きを進めることができなかった。そのため、借り入れまで約1ヶ月の期間が生じていたことを、同行は課題視。今回のサービス拡充により、申し込みから最短2週間での住宅ローン借り入れを可能にした。
同行は今後も、顧客やパートナー企業と共に新しい体験価値を創造するとしている。
住宅ローンのサービスを拡充 - 株式会社じぶん銀行
https://www.jibunbank.co.jp/