東京都8月の着工数は1万2403戸
東京都は10月4日、令和元年8月の新設住宅着工統計を公表した。
統計によると、8月の東京都内における新設住宅着工戸数は1万2403戸。前年同月に比べると持家と分譲が増加し、貸家が減少した。全体では5.1%増となり、5か月振りに増加へと転じた。
利用関係別でみると、持ち家は1390戸。前年同月比4.8%増で、3か月連続で増加している。
貸家は5754戸。前年同月比11.9%減となり、5か月連続での減少となった。
分譲住宅は5221戸だった。前年同月比34.6%増で、5か月振りに増加した。内訳ではマンションが、前年同月比60.3%増の3645戸で、5か月振りの増加。一戸建ては前年同月比1.7%減の1532戸で、3か月振りの減少となった。
都心3区は2か月振りに増加
地域別でみると千代田区、中央区、港区の都心3区の着工戸数は2195戸だった。前年同月比394.4%増となり、2か月振りに増加した。
千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、渋谷区、豊島区の都心10区の着工戸数は、4349戸。前年同月比65.3%増で、4か月振りの増加となった。
東京23区全体の着工戸数は、1万234戸。前年同月比16.5%増となり、こちらも4か月振りに増加した。市部は2143戸。前年同月比28.2%減と、3か月連続で減少している。
東京都のプレスリリース
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