売り希望価格を集計し、70平米に換算
株式会社東京カンテイは、2019年9月24日、プレスリリース『三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平米価格月別推移』の2019年8月版を発表した。
同リリースにおける「価格」は、同社データベースに登録された中古マンションの売り希望価格を行政区単位に集計した上で、70平米に換算して算出されたもの。
首都圏、小幅ながら上昇を継続
同リリースによると、2019年8月における首都圏の中古マンション価格は、3704万円となった。前月比ではプラス0.5%となり、小幅ながら上昇を継続する形となっている。
都県別で見ると、東京都では前月比プラス0.5%の5027万円をマークし、最高値を更新。千葉県は、前月から横ばいの2060万円となった。神奈川県はプラス0.3%の2846万円、埼玉県もプラス0.2%の2270万円をマーク。共に持ち直す動きを示したが、同年6月の水準には達せず、また前年同月の水準は下回っている。
4ヵ月連続の上昇を示した近畿圏
近畿圏の中古マンション価格は、2367万円となった。前月比はプラス0.5%となり、4ヵ月連続の上昇を示している。
中部圏は、前月比プラス0.5%の1948万円となり、続伸を達成。愛知県も、プラス0.3%の2101万円をマークし、4ヵ月ぶりに上昇へ転じた。
(画像はプレスリリースより)
三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平米価格月別推移 8月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/c201908.pdf