新規発売は3割減の2359戸
不動産経済研究所は10月17日、2019年9月度の「首都圏のマンション市場動向」を発表した。
調査によると、9月の首都圏におけるマンションの新規発売戸数は、前年同月に比べ30.0%減の2359戸だった。
地域別の発売戸数は、東京都区部が前年同月比23.8%減の1111戸、都下が同9.8%減の276戸。首都圏における東京都全体の販売シェアは58.8%にとどまった。
神奈川県も同30.8%減の459戸。埼玉県は同21.5%増の384戸となったが、千葉県は同79.5%減の129戸だった。
契約率も56.8%にダウン
9月の新規発売戸数に対する契約戸数は1339戸で、契約率は56.8%。前年同月比で66.5ポイントの下落、前月比では18.6ポイントの下落となった。
1戸当たりの平均価格は、前年同月比16.6%上昇の5991万円。平米当たり単価は、同14.1%上昇の91.3万円。いずれも2か月連続で上昇している。
即日完売物件は、船橋市の「メイツ東船橋 4期1次」の1物件9戸だった。
なお、10月の発売戸数は、3000戸の見込みである。
(画像はプレスリリースより)
株式会社不動産経済研究所のプレスリリース
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