東京Aグレードオフィスの空室率0.6%
ジョーンズ ラング ラサール社(JLL)は10月9日、「2019年第3四半期の東京Aグレード、Bグレードオフィスの空室率及び賃料」を発表した。
これによると、第3四半期における東京Aグレードオフィスの空室率は、前期比0.15ポイント低下の0.6%。2四半期連続で、1%を下回る水準となった。
中心業務地区全体で既存・新規ともに供給が極めて限定的ななか、大手町・丸の内での新築物件の成約が進んでいる。
月額坪あたり賃料は、3万9536円(共益費込)。前期比で0.7%、前年比では5.0%の上昇となった。30四半期連続で上昇しているものの、上昇ペースに減速がみられる。今期は新宿、渋谷を含むサブマーケットが、賃料の上昇を引っ張った。
東京Bグレードオフィスの空室率0.3%
第3四半期における東京Bグレードオフィスの空室率は、前期比横ばいの0.3%だった。6四半期連続で1%を下回っている。
月額坪あたり賃料は、2万5098円(共益費込)。前期比で1.6%上昇しており、27四半期連続で上昇が続いており、上昇ペースも加速した。六本木・赤坂、日本橋、渋谷を含むサブマーケットが上昇を後押ししている。
ジョーンズ ラング ラサール株式会社のプレスリリース
https://www.joneslanglasalle.co.jp/