保有する住宅ローンのノウハウなども活用
アルヒ株式会社は、2019年11月7日、新規事業の創出を目指す企業との共創プロジェクト『ARUHI Innovation Project』を開始したと発表した。
アルヒは、住宅ローンの貸し出し・取次業務や保険代理店業務などを展開している企業。『ARUHI Innovation Project』では、同社が保有する住宅ローンのノウハウなども活用し、住宅ローンサポートや不動産事業サポートを行うという。
新たな価値創出をスピーディに生み出す
アルヒは、住宅ローン事業を核とする形で様々な商品・サービスを提供する「住生活プロデュース企業」である。近年は、プラットフォーム事業のより一層の成長も目指しており、そのための取り組みとして『ARUHI Innovation Project』の開始に至った。
『ARUHI Innovation Project』では、AIやITを活用して新たな価値創出を推進している企業との共創が目指される。同プロジェクトにおいてアルヒは、住宅ローン事業において蓄積したノウハウに加えて、ビッグデータも活用。トータルな形での新たな価値創出を、リスクを抑えながらスピーディに生み出すとしている。
平均地価といった情報サービスとの連携も
『ARUHI Innovation Project』では実現可能なサービスとしては、物件情報サービスとの連携や、AR・VRを活用した物件内覧などが予定されている。また、平均地価といった情報サービスとの連携や、住宅ローンに関わる不動産事業者の業務効率化も可能になるという。
アルヒは今後も、『ARUHI Innovation Project』を通じてオープンイノベーションを推進し、成長戦略を加速させるとしている。
新規事業を共創する「ARUHI Innovation Project」を開始 - アルヒ株式会社
https://www.aruhi-group.co.jp/news/info/20191107