不動産テックサービス間のデータを一本化
ダイヤモンドメディア株式会社は、2019年10月28日、不動産テック特化型iPaaSサービス『Synca』の提供を開始した。
ダイヤモンドメディアは、不動産オーナーなどに向けたサービスを開発・提供しているテクノロジーベンチャー。『Synca』は、急増する不動産テックサービス間のクラウドデータ・自社データを一本化するサービスとなっている。
複数のサービスを導入する不動産企業が増えている
近年、不動産テックサービスは増加する一方であり、複数のサービスを導入する不動産企業も増えている。こうした動きに伴って、複数のサービス間におけるデータ連動のニーズも、高まってきた。しかしこの連動は、開発コストの高騰や業務の煩雑化に繋がる場合も多い。この課題を解決すべく、ダイヤモンドメディア株は『Synca』を開発した。
『Synca』では、不動産テックサービスのクラウドデータ間、あるいはそれらのデータとオンプレミス環境のデータについて、連動を実現。導入企業の業務効率化を促進する。新規テックサービス導入に際しての開発期間の短期間化や、導入に伴う開発コストの削減などが可能になるという。
「WEB入居申込サービス」との連動も開始
『Synca』は既に、複数社のWEB入居申込サービスや賃貸管理システムのデータ連携について、対応が決定している。またダイヤモンドメディアは、『Synca』と「WEB入居申込サービス」との連動も開始し、付帯する家賃保証会社とも連携を図る予定だという。
同社は『Synca』について、今後3年間で300社の導入を目指すとしている。
不動産テック特化型iPaaSサービス「Synca」の提供開始 - ダイヤモンドメディア株式会社
https://www.diamondmedia.co.jp/news/view/464