東京都9月の着工数は1万2006戸
東京都は10月4日、2019年9月の新設住宅着工統計を公表した。
統計によると、9月の東京都内における新設住宅着工戸数は1万2006戸。前年同月と比べると分譲が増加したものの、持家と貸家が共に減少した。全体では0.4%減となり、2か月振りに減少へと転じた。
利用関係別でみると、持ち家は1255戸。前年同月比11.8%減で、4か月振りの減少。
貸家は5105戸。前年同月比24.6%減となり、6か月連続での減少となった。
分譲住宅は5498戸だった。前年同月比44.8%増で、2か月連続で増加している。内訳ではマンションが、前年同月比83.1%増の4031戸で、2か月連続の増加。一戸建ては前年同月比7.0%減の1455戸で、2か月連続で減少している。
23区全体の着工戸数は2か月連続で増加
地域別でみると千代田区、中央区、港区の都心3区の着工戸数は242戸だった。前年同月比42.7%減、2か月振りに減少した。
千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東区、渋谷区、豊島区の都心10区の着工戸数は、4215戸。前年同月比39.2%増で、2か月連続で増加している。
東京23区全体の着工戸数は、1万249戸。前年同月比7.4%増となり、こちらも2か月連続で増加した。市部は1716戸。前年同月比30.8%減と、4か月連続で減少している。
東京都のプレスリリース
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