保有物件の将来的な収支状況を把握
株式会社MFSは、2019年12月5日、同社の不動産投資サービス『モゲチェック不動産投資』において、将来家賃と売却価格を最大50年間にわたって予測する機能を追加したと発表した。
同機能は、AIを活用する形で提供されるもの。不動産オーナーは、保有物件の将来的な収支状況の把握や、ローンの借り換えを考慮した不動産運用が可能となる。
不動産オーナーの支出見直しを支援
MFSは、住宅ローンの新規借り入れ・借り換えサービス『モゲチェック』を展開している企業。『モゲチェック不動産投資』は、オンライン完結型の不動産投資ローンサービスとして2018年10月より提供が開始された。ローン借り換えにおけるメリット額の提示や、金融機関への申し込み手続きの支援を手がけ、既に3000件を超える利用実績を誇る。
不動産投資では、ローンの借り換えを検討することにより返済額や総支払額を軽減することが可能となる。しかし、この借り換えを考慮して予測を行うツールが存在しないことを、MFSは憂慮。不動産オーナーの支出見直しを支援すべく、『モゲチェック不動産投資』の新たな予測機能追加に至ったという。
不動産価格推定技術を開発するコラビットと連携
同機能では、AIによる不動産価格推定技術を開発する株式会社コラビットとの連携により、最大50年間の将来家賃および売却価格の予測を実現。また、売却益シミュレーションや、物件新規購入・ローン借り換え・物件売却などの一元管理も可能となっている。
同機能追加によりMFSは、『モゲチェック不動産投資』の利用者増を企図。また、さらなる機能の改良も行うとしている。
(画像はプレスリリースより)
「モゲチェック不動産投資」に、 「将来家賃」と「売却価格」の予測機能が追加 - 株式会社MFS
https://www.mortgagefss.jp/pressrelease/911/