マンションは5.7%増の147.0
国土交通省は12月25日、最新の不動産価格指数となる2019年9月の「住宅の価格指数」および、2019年第3四半期分の「商業用不動産の価格指数」を公表した。これらの指数は、2010年の平均価格を100とした不動産価格の指標である。
国土交通省の発表によると、9月における全国の住宅総合価格指数は、前年同月比1.7%増の113.2だった。58か月連続で上昇傾向を維持している。
住宅総合価格指数のうち住宅地の価格指数は同0.6%減の100.8、戸建住宅は同2.1%減の101.2、マンション(区分所有)は同5.7%増の147.0である。
住宅総合価格指数を都市圏別でみると、南関東圏は同2.1%増の115.4、名古屋圏は同1.3%増の108.5、京阪神圏は同3.0%増の117.5となっている。
一棟マンション・アパートの価格指数は132.2
第3四半期における、全国の商業用不動産価格指数は、前年同期比0.2%増の124.5だった。
内訳では店舗は同5.3%増の146.2、オフィスは同3.5%増の148.7、マンション・アパート(一棟)は同2.7%減の132.2である。
(画像はプレスリリースより)
国土交通省のプレスリリース
https://www.mlit.go.jp/