行政区単位で集計し、70平米に換算して表記・考察
株式会社東京カンテイは、2020年1月23日、プレスリリース『三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平米価格月別推移』2019年12月版を発表した。
同リリースは、同社データベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格を行政区単位で集計し、70平米に換算して表記・考察したもの。
東京都と神奈川県、共に3ヵ月ぶりの上昇を達成
同リリースによると、2019年12月の首都圏における中古マンションの70平米平均価格は、3744万円となった。前月比ではプラス1.3%と継続した上昇を達成し、同年5月に記録した最高値である3740万円も上回っている。
都県別で見た場合、東京都は前月比プラス0.6%の5035万円、神奈川県もプラス0.8%の2876万円となり、共に3ヵ月ぶりの上昇を達成。しかし、千葉県はマイナス0.5%の2062万円となり、下落へ転じた。また、埼玉県もマイナス0.8%の2240万円となり、マイナスを継続している。
大阪府が、近畿圏全域も牽引
2019年12月の近畿圏における中古マンションの70平米平均価格は、2401万円となった。前月比ではプラス1.0%となり、上昇傾向を見せている。府県別に見ると、大阪府がプラス1.7%の2617万円と続伸し、近畿圏全域も牽引した。
中部圏は、前月比プラス0.8%の1938万円となり、上昇へ転じた。愛知県も、プラス1.2%の2128万円をマーク。ただし、共に過去の最高値からはそれぞれ50万円ほど下回る結果となっている。
(画像はプレスリリースより)
三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平米価格月別推移 12月 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/c201912.pdf