駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2020年2月18日、JR京浜東北線の品川駅~桜木町駅間における駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格から、駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。「現状価格」の集計は、2019年10月から12月までの3ヵ月間に実施されている。
蒲田駅以西では下落が目立つ
JR京浜東北線の品川駅~桜木町駅間において、中古マンション価格が最高値をマークしたのは、359万円の品川駅だった。複数路線が乗り入れる同駅および横浜駅は、今期の同区間でも好調ぶりを示している。
一方、蒲田駅以西では下落が目立つ結果となった。中でも川崎駅は、事例数こそ同路線で最多の716件を誇るものの、築浅事例が増加せず2%台の下落となっている。桜木町駅も、築浅事例が多かった2年前から下落を継続。蒲田駅も、下落幅こそ縮小したが平均築年数は30年台に達した。
堅調さを示した大井町駅
堅調さを示したエリアとして、東京カンテイは大井町駅に注目。築浅物件の割合が増えた同駅エリアは、この2年間で17万円の上昇を果たし、今期の平均坪単価は293万円をマークしている。
なお、JR京浜東北線全線(品川駅~大船駅)における中古マンション価格は、193万円となった。1年前と比較すると、価格で1万円、割合で0.3%の下落となっている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/JR京浜東北線1 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/706