駅ごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2020年2月4日、JR横須賀線(品川駅~久里浜駅)の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同路線の駅ごとの平均坪単価として算出されたもの。「現状価格」の集計は、2019年10月から12月までの3ヵ月間に実施されている。
最高値をマークしたのは、359万円の品川駅
JR横須賀線全線における中古マンションの平均価格は、182万円となった。1年前と比較して、価格で3万円、割合で1.5%上昇している。事例数は3949件となり、平均築年数は23.2年となっている。
同路線において今回最高値をマークしたのは、359万円の品川駅。同駅エリアは、今期も3%台の上昇を達成する好調ぶりを示しており、事例数も400件超の状態を維持。路線全体の平均坪単価も、押し上げている。
東京カンテイは、武蔵小杉駅が横ばいから3%台の上昇へ転じた点に注目。築浅物件が多い同駅エリアは、平均坪単価が今回298万円となり、300万円目前に迫っている。
緩やかな推移を示している戸塚駅
東京カンテイはまた、戸塚駅が緩やかな推移を示している点にも注目。横浜駅まで電車で10分の交通利便性を誇り、大規模レジデンスの開業など再開発が進んでいる同駅エリアは、今回105万円をマークした。今後注目度を増す可能性を、同社は指摘している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/JR横須賀線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/700