駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2020年3月3日、JR東海道本線・横浜駅~小田原駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。「現状価格」の集計は、2019年10月から12月までの3ヵ月間に実施されている。
大きな伸びを示した横浜駅
東海道本線・横浜駅~小田原駅間の中古マンション平均価格は、126万円となった。1年前と比較すると、価格で1万円、割合で0.9%上昇している。事例数は3483件、平均築年数は24.8年、平均専有面積は68.50平米となった。
同区間において最高値は、中古マンション価格が最高値をマークしたのは、226万円の横浜駅。同駅エリアは、1年前の212万円から大きな伸びを示している。
また、茅ヶ崎駅も9%の上昇を果たして、133万円をマークした。同駅エリアは、ファミリー向けを中心として事例数が300件を突破。築浅物件の割合が増加している。
2年前の水準にまで回復した小田原駅
小田原駅は今期、反転上昇を達成して2年前の水準にまで価格が回復した。しかし東京カンテイは、同駅エリアには築浅の事例がなく、平均築年数も30年を超えている点を指摘している。一方、85万円となって下落した平塚駅は、事例数は増加傾向にあり、今期は同路線で最多となった。
なお同区間全体の動きとして東京カンテイは、ほぼ前年並みに推移したとまとめている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/JR東海道本線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/711