賃貸マンション・アパートのデータを活用
アットホーム株式会社は、2020年4月16日、全国主要都市の2020年3月における賃貸マンション・アパートの募集家賃動向を発表した。
アットホームは、不動産情報サービスを提供している企業。発表された動向は、同社の不動産情報ネットワークに登録された居住用賃貸マンション・アパートのデータを活用して、調査・制作されている。
「30平米未満」、福岡市がトップ
今回発表された動向では、マンションとアパートそれぞれで「30平米未満」「30~50平米」「50~70平米」「70平米以上」別に、平均募集家賃の前年同月比上昇率トップ3を算出している。
マンションでは、「30平米未満」ではプラス7.2%の福岡市が、「30~50平米」ではプラス6.6%の東京23区が、「50~70平米」ではプラス8.6%の大阪市が、そして「70平米以上」ではプラス5.9%の名古屋市が、トップの上昇率を示した。
アパートでは、「30平米未満」ではプラス3.0%の福岡市が、「30~50平米」ではプラス3.4%の名古屋市が、そして「50~70平米」ではプラス4.4%の大阪市が、それぞれトップとなっている。
都下ではシングル向き物件が下落
2020年3月におけるこの結果についてアットホームは、名古屋市・大阪市・福岡市がマンション・アパートの双方で前年同月を上回った点に着目。また、東京23区のマンションが上昇を続けている点に注目しつつ、都下では「30平米未満」のシングル向き物件が下落した点も指摘している。
なおこの募集家賃動向では、入居者が1カ月に支払う「賃料+管理費・共益費等」を「家賃」として、調査が行われている。
(画像はプレスリリースより)
アットホーム株式会社
https://athome-inc.jp/【アットホーム調査】「賃貸マンション・アパート」 募集家賃動向(2020年3月) - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/