投資利回りと物件価格を集計した市場動向
不動産投資と収益物件の情報サイト 健美家(けんびや)は4月7日、「収益物件 市場動向 四半期レポート 2020年1月~3月期」を発表した。
このレポートは、不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家」に新規登録された全国の【区分マンション】、【一棟アパート】、【一棟マンション】の登録物件と、メールで問い合わせのあった物件について、投資利回り(表面利回り)と、物件価格の平均値を四半期別に集計したものである。
価格は一棟マンションが上昇の1億5786万円
レポートによると2020年第1四半期の【区分マンション】の利回りは、前期比0.13ポイント上昇の7.54%。価格は前期比38万円下落の、1529万円だった。
【一棟アパート】の利回りは、前期比0.08ポイント下落の8.78%。価格は前期比15万円下落の、6491万円となっている。
【一棟マンション】利回りは、前期比0.09ポイント下落の8.37%。価格は前期比667万円上昇の、1億5786万円である。
東京23区の利回りは6.00%
2020年第1四半期における、一都三県の利回りは、6.81%である。
これをエリア別でみると、東京23区が6.00%、川崎市が7.48%、横浜市が8.36%、東京市部が8.49%、埼玉主要都市が8.96%、千葉主要都市が10.43%だった。
また、主要都市別の利回りは、大阪市が6.40%、京都市が7.29%、福岡市が7.70%、名古屋市が7.74%、神戸市が9.33%、広島市が10.68%、札幌市が11.71%、仙台市が12.61%となっている。
(画像はプレスリリースより)
健美家株式会社のプレスリリース
https://www.kenbiya.com/img/press/pre2020-04-07.pdf