駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2020年5月19日、京急本線・屏風浦駅~浦賀駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社データベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。「現状価格」の集計は、2019年10月から12月までの3ヵ月間に実施されている。
好調ぶりを持続した屏風浦駅
京急本線の屏風浦駅~浦賀駅間において中古マンション価格が最高値をマークしたのは、130万円の屏風浦駅となった。同駅エリアは前期も二桁上昇を達成していたが、今期も好調ぶりを持続。築浅事例が増加したことを受け、8%の上昇を果たしている。
同様に好調ぶりを示す駅として、東京カンテイは横須賀中央駅に注目。同駅エリアは、この5年で駅前立地に20階超のタワーマンションが立て続けに建築され、平均築年数も大きく若返った。そのため今期も8%台の上昇を達成し、127万円をマークしている。
杉田駅と能見台駅は下落基調
今回の掲載区間で最多となる事例数を誇る金沢文庫駅は、価格面では微増にあたる103万円をマークした。また、杉田駅と能見台駅は下落基調であり、共に下落幅こそ縮小したものの築年数の上積みは進行している。
なお京急本線全線(泉岳寺駅~浦賀駅)における中古マンションの平均価格は、188万円となった。1年前と比較すると、価格で5万円、割合で2.5%の上昇を果たしている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/京急本線3 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/744