住宅総合価格指数114.3
国土交通省は6月5日、最新の不動産価格指数となる2020年2月の「住宅の価格指数」と、2019年第4四半期分の「商業用不動産の価格指数」を発表した。
このデータは、2010年の平均価格を100とした不動産価格の指標である。なお、今月から即時的な動向を把握するために季節調整を行っており、前月比として数値を示すこととなった。
発表によると2月における全国の住宅総合価格指数は、前月比0.7%増の114.3だった。内訳をみると「住宅地」が同7.7%増の101.7、「戸建住宅」が同0.8%:の100.8、「マンション(区分所有)」は前月と変わらず151.0となっている。
また、住宅総合価格指数を都市圏別でみると、南関東圏は同1.5%増の116.9、名古屋圏は同2.4%増の108.4、京阪神圏は同1.8%増の121.0だった。
一棟マンション・アパートの価格指数は131.1
第4四半期における、全国の商業用不動産価格指数は、前期比1.4%減の121.9だった。
内訳では「店舗」が同1.2%増の148.8、「オフィス」が同10.9%減の129.1、マンション・アパート(一棟)が同1.1%減の131.1となっている。
(画像はプレスリリースより)
国土交通省のプレスリリース
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001346843.pdf