駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2020年6月23日、東急大井町線・大岡山駅~溝の口駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社データベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。同社は、同線・大井町駅~北千束駅の駅別中古マンション価格も、同年6月16日に発表している。
二子玉川、2年前から48万円も上昇
東急大井町線・大岡山駅~溝の口駅間において、中古マンション価格が最高値をマークしたのは、330万円の二子玉川駅となった。同駅エリアは、前期の2桁上昇と比較すると上昇幅こそ縮小したが、今期も3%台の上昇を維持して堅調ぶりを発揮。2年前と比較すると、48万円もの上昇も果たしている。
同区間における今期の動きとして東京カンテイは、上昇と下落が入り混じる展開となったことを指摘。自由が丘駅の反転下落と尾山台駅の下落幅拡大、そして上野毛駅の2桁におよぶ大幅な下落に着目する一方で、大岡山駅が2桁上昇を果たした点にも注目している。
大井町線全線の中古マンション価格は、253万円
なお、東急大井町線全線(大井町駅~溝の口駅)の中古マンション価格は、253万円となった。1年前の数値と比較すると、1万円下落している。事例数は、前年より272件減って1785件をマーク。平均築年数は前年の23.8年から25.3年となり、平均専有面積は61.39平米から63.42平米へ拡大している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/東急大井町線2 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/756