駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2020年7月14日、東急田園都市線・鷺沼駅~中央林間駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、東京カンテイのデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2020年3月から5月までの3ヵ月間に実施されている。
下落が目立つ鷺沼駅~青葉台駅間
東急田園都市線の鷺沼駅~中央林間駅間において、中古マンション価格が最高値をマークしたのは、178万円のたまプラーザ駅。しかし同駅エリアは、築年の上積みが進んでおり、価格そのものは1年前から11万円も下落。平均築年数も、前年の22.3年から路線平均並みの26.2年となっている。
同区間における今期の動きについて東京カンテイは、ファミリー向け事例が豊富な鷺沼駅から青葉台駅にかけてのエリアにおいて、下落が目立つと指摘。江田駅や市が尾駅は、事例数こそ増加傾向にあるものの、4~5%台の下落を示した。事例数が同路線最多の494件である鷺沼駅も、7%台の下落となっている。
東急田園都市線全線の平均坪単価は、212万円
一方で東京カンテイは、長津田駅の堅調ぶりに注目。同駅エリアは、2桁上昇を果たした前期と比較すると上昇幅こそ縮小したものの、築浅事例は増加し、161万円をマークした。
なお、東急田園都市線全線(渋谷駅~中央林間駅)における中古マンションの平均坪単価は、212万円となった。1年前と比較すると、4万円下落している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/東急田園都市線2 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/766