駅エリアごとの平均坪単価として算出
株式会社東京カンテイは、2020年7月28日、東急東横線・武蔵小杉駅~横浜駅間の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社データベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、対象区間における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。「現状価格」の集計は、2020年3月から5月までの3ヵ月間に実施されている。
武蔵小杉駅、事例数についても東急東横線で最多
東急東横線の武蔵小杉駅~横浜駅間において、駅別中古マンション価格が最高値をマークしたのは、297万円の武蔵小杉駅。同駅エリアは、以前から平均築年数が同路線内で最も浅かったが、今期は築浅事例の割合がさらに増加。3%台の上昇を果たし、300万円の大台に迫った。なお事例数についても同駅は、同路線最多の487件に達している。
一方、ファミリー向けが多い区間である元住吉駅から大倉山駅にかけてのエリアは、はほぼ横ばいの推移を見せた。特に元住吉駅は縮小傾向を示しており、平均専有面積が50平米前後で推移している。
菊名駅、下落が一服
東京カンテイは、下落が一服した駅として菊名駅に注目。同駅エリアは、広めのファミリー向けが増加し、平均専有面積も77平米台に拡張。今期の平均坪単価は、147万円をマークしている。
なお東急東横線全線(渋谷駅~横浜駅)における中古マンションの平均坪単価は、252万円となった。前年度と比較すると、5万円の上昇を果たしている。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/東急東横線2 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/771