全国の20代から50代の既婚男女449名が対象
株式会社エイチームフィナジーは、『新型コロナウイルスの影響による住宅ローンの実態調査』を実施し、その結果概要を2020年8月26日に発表した。
同社は、株式会社エイチームのグループ会社として金融領域のサービスを提供している企業。同調査は、全国の20代から50代の既婚男女449名を対象として、インターネット上にて同年7月に実施されている。
何らかの形で意識が変化した人、約5割
調査ではまず、新型コロナウイルスの前後で住宅ローンの借り換え検討について変化があったかどうかを質問。結果は、コロナの影響により「検討を後押しされた」という人が16.8%、「検討をはじめた」人が16.2%、「検討を見送った」という人は13.2%となった。何らかの形で意識が変化した人は、全体の約5割に達している。
住宅ローンの選び方について訊ねると、コロナ以前については「自分で金融機関を探して選ぶ」という回答が30.9%であるのに対して、コロナ後は37.9%にまで増大した。この増加の要因として同社は、「今後の収入が不安になったから」という意見が多く見られた点を指摘している。
意識変化のトップは「月々の支払額」
調査では、新型コロナウイルスの影響により意識が変化した住宅ローンの事柄についても、訊ねている。結果は、「月々の支払額」という回答が42.7%を占めて最多となった。次点には、42.6%で「繰り上げ返済手数料」がつけている。
これらの結果から同社は、住宅ローン借り換えへの意識や選び方において新型コロナウイルスは、多大な影響を与えたとまとめている。
(画像はプレスリリースより)
新型コロナウイルスの影響による住宅ローンの実態調査 - 株式会社エイチームフィナジー
https://navinavi-mortgage.com/news/survey_corona-595