504人のオーナーに聞いた設備故障の実態
2024年6月11日、アセットテクノロジー株式会社は、賃貸マンションオーナーに聞いた「設備管理に関する実態調査」の結果を公表した。
調査はオーナー歴5年以上の504人を対象にインターネットで行い、室内設備が故障した経験の有無や故障した設備、さらには故障時の負担について聞いている。
室内設備が故障した経験がないオーナーは13.1%
保有する賃貸マンションの室内設備について、故障した経験が「一度もない」と回答したオーナーは13.1%にとどまり、「数回程度ある」が38.9%、「何度もある」が37.5%という結果だった。
故障した経験が一度以上あると回答したオーナーに、故障したことのある室内設備(複数回答)を聞いたところ、1位の「エアコン(70.6%)」と2位の「給湯器(66.8%)」が3位以下を大きく引き離す結果となっている。
「修理対応に伴う管理業務や管理費用の面で負担を感じたか」については、約8割の人が負担を感じており、その理由について最も多い回答は「突然の出費が増え、予算管理に頭を悩ませたから(58.6%)」、次いで「修理コストが予想以上に高額だったから(40.5%)」だった。
一方、賃貸マンションオーナー向けの設備保証サービスへの加入しているオーナーは27.9%となっていた。加入しているオーナーに加入した理由を聞いたところ、1位は「設備故障時の費用負担を軽減できるから(73.0%)」だった。
逆に加入していないオーナーの理由は、1位が「コスト対効果のイメージが明確でないから(43.0%)」、次いで「サービス自体について十分な情報がないから(42.4%)」という結果になっている。
設備保証サービスがどのような内容なら加入を検討したいかを聞いたところ、「機器の寿命による故障に対応してくれる(37.9%)」「交換が必要になった場合の費用を負担してくれる(35.2%)」「費用が高くなりがちな機器も適応となる(34.9%)」がトップ3だった。
(画像はプレスリリースより)
アセットテクノロジー株式会社のプレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000108949.htmlエンマネ
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