駅エリアごとの平均坪単価として「価格」を算出
株式会社東京カンテイは、2023年4月4日、JR総武本線の駅別中古マンション価格を発表した。
ここでの「価格」は、同社のデータベースに登録された中古マンション(ファミリータイプ)の売り希望価格をもとに、同路線における駅エリアごとの平均坪単価として算出されたもの。現状価格の集計は、2022年10月から12月までの3ヵ月間に実施されている。
最高値となったのは、616万円の東京駅
今回の発表によると、JR総武本線(東京駅~四街道駅)において中古マンションの平均坪単価が最高値となったのは、616万円の東京駅だった。
今期の同路線で上昇を果たした駅エリアとして同社は、四街道駅に注目。同駅エリアは、平均築年数こそ大きな変化はなかったものの平均坪単価は大幅に上昇し、96万円にまで達している。また、東千葉駅は78万円から92万円に、都賀駅は66万円から79万円に、それぞれ2桁の上昇を達成した。
同路線で事例数が540件と最も多い船橋駅は、上昇傾向を維持する形で150万円をマーク。錦糸町駅も、平均築年数こそかさんだものの上昇は維持し、今期は300万円台の大台に乗っている。
全線の平均坪単価は、193万円
今期の同路線では、新日本橋駅も2桁の上昇をマークした。しかし同社は、同駅エリアは例年事例数が10件台と少ないため、価格上昇は個別事例の影響が出た可能性があると指摘している。
なお、総武本線全線における中古マンションの平均坪単価は、193万円となった。前年と比較して、比率で7.3%、価格で13万円上昇している。
(画像はプレスリリースより)
駅別中古マンション価格/JR総武本線 - 株式会社東京カンテイ
https://www.kantei.ne.jp/report/wayside_station/1163