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2024年12月24日(火)
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23年Q1の投資用不動産市場、全種別で価格上昇に

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23年Q1の投資用不動産市場、全種別で価格上昇に

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区分マンションは連続で過去最高額を更新
不動産投資サイト「楽待」を運営する株式会社ファーストロジック(以下、ファーストロジック)は12日、同サイトのデータをベースにした投資用不動産市場調査の最新結果を公開した。2023年1~3月期分が対象で、この間に「楽待」へ新規で掲載された全国の不動産物件を調査している。

投資用不動産市場動向
2023年1~3月期における区分マンションの物件価格は、1,881万円で前期より99万円上昇した。1,900万円台に迫る勢いで上昇傾向を続けており、2012年の調査集計開始以来、過去最高額になったという。最高額の更新は2四半期連続で、価格上昇が顕著に進んでいる。

表面利回りは6.87%で、前期に比べ0.02%低下した。6.8%台後半での小幅な変動が続いている。

投資用不動産市場動向
一棟物件も軒並み価格が上昇
2023年1~3月期の一棟アパートは、物件価格は7,495万円で、前期に比べ207万円の上昇となった。前期の2022年10~12月期は、前期比213万円の低下であったが、今回再び上昇に転じ、2022年7~9月期に記録した過去最高額の7,501万円に次ぐ高さとなっている。

表面利回りは8.98%で、前期より0.02%アップした。長期的にみると価格の上昇から緩やかな低下となっているが、直近ではごく小幅な上昇を続けている。

投資用不動産市場動向
一棟マンションでは、物件価格が2億779万円となり、前期より642万円の上昇になった。他の物件種別に比べ、一棟マンション価格は上下の変動を繰り返している傾向もあるが、今回は2期連続で上昇、全種別での価格上昇を記録した。

表面利回りは7.52%で、前期に比べ0.11%の低下になっている。ごく小幅なマイナス基調で、長く横ばいから低下傾向にある。

ファーストロジックはこの結果を受け、今回の調査では全物件種別での価格上昇がみられたが、現在、世界に目を向けると各国で不動産価格の下落傾向が多く認められており、日本の投資用不動産が今後も高止まりを続けるのか、それとも新たな日銀体制による影響などから今後動きに変化が生じてくるのか、市場を注視すべき状況となっているとした。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社ファーストロジック プレスリリース
https://www.firstlogic.co.jp/

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