中古マンション価格動向を天気図で表示
東京カンテイは5月31日、2023年4月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。
全国の中古マンション(ファミリータイプ)の流通事例価格を地域別に集計し、価格動向を天気マークで表示したもの。
帳駒ノンション価格天気図は「晴」が減少
発表によると4月の価格天気図は、「晴」を示す地域が23から21に減少した。「薄日」は8から11に増加し、「曇」は12から10に減少。「小雨」は1から3に増加し、「雨」は3から2に減少している。
また「天候」が改善した地域数は7から6に減少した。横ばいは30から34に増加、悪化は10から7に減少した。
4月度は全国的に下り坂で、北陸、四国、九州地方で下落傾向がみられた。地方4大都市では宮城県が「曇」、他3道県は「晴」を維持したが、札幌市と広島市は下落している。
三大都市圏の中古マンション70平米換算価格
4月の三大都市圏における、70平米の換算価格は以下の通りだった。
首都圏は前月比0.1%の4,853万円。このうち東京都は同0.4%上昇の6,477万円、神奈川県は同横ばいの3,661万円、埼玉県は同1.4%下落の3,007万円、千葉県は同0.4%上昇の2,780万円となった。
近畿圏は同0.4%上昇の2,907万円。大阪府は同0.1%上昇の3,106万円、兵庫県は0.3%下落の2,528万円、京都府は4.4%上昇の3,822万円だった。
中部圏は1.5%下落の2,297万円。愛知県は3.7%下落し、2,441万円となっている。
(画像はプレスリリースより)
株式会社東京カンテイのプレスリリース
https://www.kantei.ne.jp/report/price_weather_map/1186