5月の首都圏の中古マンション価格は4,569万円
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は6月12日、2023年5月度の「月例速報MarketWatchサマリーレポート」を発表した。
発表によると5月の首都圏における中古マンションの成約件数は、前年同月比4.9%減の2737件で、2か月連続で前年同月を下回った。
成約平米単価は同8.1%上昇の70万9500円、成約価格は同9.5%上昇の4,569万円だった。成約平米単価は37か月連続、成約価格は36か月連続で上昇している。
地域別でも全エリアの平米単価が上昇
地域別の中古マンション成約平米単価は、以下の通りである。
東京都区部は、前年比8.2%上昇の104万5800円。37か月連続で前年同月を上回った。
多摩は、同5.9%上昇の50万7200円である。
横浜・川崎市は同6.8%上昇の、60万4600円。36か月連続の上昇となった。
神奈川県他は前年比で5.3%上昇し、39.81万円。30か月連続で前年同月を上回った。
埼玉県は、同プラス0.9%の41万円。ほぼ横ばいながら、36か月連続で前年同月を上回った。
千葉県は、同4.1%上昇し、37.06万円。34か月連続の上昇となった。
(画像は「月例速報MarketWatchサマリーレポート(2023年5月度)」より)
月例速報MarketWatchサマリーレポート(2023年5月度)-公益財団法人 東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_202305_summary.pdf