クレアスライフが都内マンション住まいの独身女性に調査
「不動産投資スクエア」を運営する株式会社クレアスライフ(以下、クレアスライフ)は6月28日、同社の運営する都内マンションに住む独身女性を対象に、間取りや水回り、内装など好みの部屋を探るためのアンケート調査を実施した。その結果をとりまとめて公開している。
アンケートは、2023年4月20日~5月7日の期間、インターネット調査方式で実施した。305人より有効回答を得た。
まず、同じ25.5平米の広さをもつ「キッチン2.7帖、洋室8帖」の1K物件と、「キッチン6.4帖、洋室4.3帖」の1DK物件を提示し、どちらが好みか尋ねた。すると前者の1Kタイプが50.5%、後者の1DKタイプが49.5%でほぼ半々となったが、わずかに1Kが上回った。
続いて、ワンルームマンションとして、「間口が狭く、奥行きがある長方形」の間取り物件と、「間口が広く、横幅のある長方形」物件、「間口が広くて、正方形に近い」物件の3つを提示し、どれが好みかを尋ねた。
すると「間口が広くて、正方形に近い」物件が40.3%で最も多く、2位は「間口が広く、横幅のある長方形」の33.1%、3位は「間口が狭く、奥行きがある長方形」の26.6%だった。
それぞれの差はさほど大きくないが、間口が広いタイプを好む人が多い傾向はうかがわれる。
不満点はキッチンやお風呂に多数
現居住物件のキッチンの大きさについて、どう思うか尋ねたところ、「狭い」が57.0%で約6割にのぼった。「ちょうどいい」は33.8%、「広い」はわずか2.0%で、「気にしていない」人が7.2%だった。
「狭い」とした人に、どんな部分で狭さを感じるか、さらに尋ねたところ「作業台が小さい」が60.1%で最も多く、次いで「シンクが小さい」の22.0%、3位は「収納場所が少ない」の9.8%になった。
一人暮らし向けマンションの場合、作業台がごく限られていたり、全くなかったりするようなミニキッチンを導入しているケースも少なくない。しかし、いざ自炊しようとすると、まな板を置く場所がない、洗い物をするにも不便など、不満を感じることが多くなると考えられる。
続いて浴室に関し、シャワーだけでなくお風呂にも入るかどうか尋ねると、「はい」が80.7%で、「いいえ」の19.3%を大きく上回った。シャワーだけでなく、ゆったりつかれる湯船を求める向きが強い。
湯船につかる頻度を尋ねた結果では、「毎日」が33.8%、「2~3日に1回程度」が28.8%、「1週間に1回程度」が22.5%で、1週間に1回以上の頻度でつかるという人が85.1%になった。
浴室で充実していてほしい設備を尋ねると、「浴室乾燥機」が71.1%で最も多く、「追い炊き機能」がこれに次ぐ62.6%、「多機能・節水シャワーヘッド」が3位で29.5%だった。以下「浴室暖房」の21.3%、「浴槽の自動洗浄」16.1%、「浴室テレビとバスオーディオ」の10.8%、「Bluetoothスピーカー」の10.2%などと続く。
女性一人暮らしの場合、防犯面などから洗濯物を外に干すのを避け、室内で干したいと考えるケースも多い。「浴室乾燥機」があれば、湿度や温度をコントロールして便利に使いやすく、その点で支持されている可能性がある。
(画像はプレスリリースより)
株式会社クレアスライフ プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/000000016.000034273.html不動産投資スクエア アンケート結果
https://www.clearthlife.com/knowhow/property/8049