主要都市のマンション賃料の変化を指数化して公表
アットホームと三井住友トラスト基礎研究所は6月21日、2023年第1四半期の「マンション賃料インデックス」を公表した。
マンション賃料インデックスとは、アットホームと三井住友トラスト基礎研究所が共同開発した、マンション賃料の指数。2009年第1四半期の賃料を100として、全国主要12都市/エリアの賃料変化を、四半期ごとに指数化して公表している。
首都圏はおおむね上昇
首都圏のマンション賃料インデックスは、以下の通りである。
東京23区は、前期比1.46ポイント上昇の115.58。東京都下は、同2.14ポイント上昇の108.21。横浜・川崎市は、同1.54ポイント上昇の111.79。千葉西部は、同1.77ポイント上昇の112.20。埼玉東南部は、同0.41ポイント上昇の111.43。
埼玉東南部のみ横ばいで推移し、それ以外のエリアでは上昇している。また、前年同期比では、全エリアで上昇した。
大阪市・大阪広域が前期比で低下
地方都市のマンション賃料インデックスは、以下の通りとなった。
札幌市は、前期比0.90ポイント上昇の120.39。仙台市は、同1.63ポイント上昇の121.11。名古屋市は、同1.74ポイント上昇の100.81。京都市は、同1.73ポイント上昇の117.17。大阪市は、同1.52ポイント低下の125.15。大阪広域は、同2.34ポイント低下の110.12。福岡市は、同0.49ポイント上昇の115.80。
大阪市と大阪広域がマイナス、福岡市が横ばい、それ以外のエリアでは上昇基調となった。ただし、前年同期比では札幌市が横ばい、それ以外の全てのエリアで上昇した。
(画像は「マンション賃料インデックス公表資料(2023年第1四半期)」より)
マンション賃料インデックス公表資料(2023年第1四半期)
https://business.athome.jp/